_dhAtu_
crystal
鉱物
時々、自分は鉱物なんじゃないかと真剣に思うほど、彼らは私にとっては近い存在。鉱物の存在がなかったら、私の人生どんなに味気ないだろう?
■ ロシアン・レムリアン ■

やってもうたと云う以外にない。つい先日ロシアンレムリアンと衝撃の出会いをしてしまった。
ここのところのクリスタル業者(SHOPではない念のため)の商魂たくましい謳い文句に飽き飽きしていたので、これには絶対にのせられるものかと、決意した矢先の出会いだった。
悪友が突然某クリスタルショップへ行こうと電話をしてきた。ピアス買うからつき合ってという話に乗った私がバカだった。あるんだよね、そういうときに限って。気を抜いていくと不意をつかれるって奴。

さてこのクリスタル(=ロシアンレムリアン)一見、けしてきれいじゃないと思う。
(写真は照りが出すぎているかも。)
ここのところスィートサレンダーマインあたりのぴっかぴかでエッジの鋭いクリスタルがお目見えして、
クリスタル道(笑)に入り始めた頃に見ていた水晶とはえらい違いで、世の中が変わると共に水晶も変化しているなあと感慨深く思っていたら、このすり切れひび割れとセルフヒールド、全部の面 に確認できる古々しくざらざらした貫禄あるレコードキーパーと、まさに若手美人女優の対台頭に満を持して出てきた、往年の大女優みたいなクリスタルだ。

我が家においで頂いてから、まだ日数は浅いが、出かけるときも眠るときも一緒にいる。久々に初心に返って接しているかもしれないなあ。
この(我が家に来た)ロシレムは、縦のラインと横のラインがこの石の中で交差しているのを感じる。まさに天のエネルギーと地のエネルギーがつながる道筋(縦)と私達人間や鉱物、動物、植物が共存存在する世界(横)が交差しているようなクリスタルで、まさに時間という概念を越えたと頃にいるような、この結晶の中で悠久の時が静かに息を潜めているようなクリスタルだ。

この水晶が採掘されるウラル山脈の中でも特に地元の住民から「ブルーエンジェル」と呼ばれているところの洞窟そうだが、地質学的に、地殻変動によって一定方向になんと4回転しているらしい。おいおい四回転ってどんだけ時間がいるんだよってなもんだけど、そうなんだろう。上も下も横も縦もない世界。13の月の暦が提唱している世界。「13の月の暦」を勉強した翌日に出会ってしまったんだからきっとそうなんだろう。

"TIME IS MONEY"から"TIME IS ART"へと、私達の意識が能動的に波乗りをはじめる時に訪れた、古い古い時代から眠っていて今まさに開示されるようにプログラミングされていたかに感じる。
この石に意識的にアクセスすることにより、どこの次元ともつながることが出来る、そんなふうに感じるね。

この石見てたら、西行の句を思い出した。
なにごとのおはしますかはしらねども かたじけなさに涙こぼるる(西行)