最近、モザンビークのクリスタルが個人的な旬である。私の手元にあるのはモザンビークの明るいシトリンのぶっかきやローズクォーツのぶっかき。そしてこのほとんどクリアクォーツのような淡いイエローのシトリン。ここの石に惹かれるのは、その光の含有量
にような気がする。ちょっと古いクリスタルのように見えるが、中には果
てしなくピュアな輝きがあって、このシトリンに至っては日だまりを手にしたような気にさえなる。お日様の匂いがするそんなクリスタルだ。モザンビークはインド洋を挟んでかのマダガスカルともとても近い。もともととても肥沃な土地なのだそうだが、2000年、2001年と大きな洪水がありずいぶんと被害を受けたようだ。その以前はネロリなどの精油で有名だったが、アロマをやっている友人曰く、2000年以降モザンビーク産のネロリが少なくなったといっているので、その影響もあるのかも知れない。その話をしていてああこのシトリンはネロリの香りようだなと思った。アフガンといい、モザンビークといい、大変な土地には優しい石が多いのは、やはり彼らが人々を支えているからなんだろね。 |